バリー・シール/アメリカをはめた男

見てきた!
ネタバレかもなので一応隠します
バリー・シールという実在の男を題材にした映画。簡単に言ってしまえば麻薬密売人です。エリートパイロットからCIAを経た経歴とブツの受け渡しのスムーズさから密売カルテルからも愛され莫大な財産を得るんだけど、まぁテンポよくてとても見やすい。これ、トム・クルーズだからバリーも二枚目に描かれているのかなぁ。映画化するにあたり脚色されているんだろうけど、家族思いのいいやつなんだ。家族を守るために引越ししたり子供の生活費確保のために嫁に宝石つけさせて逃がしたり、車が爆発するかもしれないから近くにいる人に危ないからどいてって声かけたり、自分の身より相手の身を重視する見方によってはヒーローというか主人公のあるべき姿で、最近は創作にしても現実の事件にしてもサイコ野郎が増えすぎちゃって、そうそう主人公ってこういうのだった、そうだったそうだった、基本イイヤツなんだって思い出させてくれる感じ。主演がレオ様だったらこうはなってない気がするwめちゃくちゃクズだと思う。主演が誰かでキャラクターも変わるよなぁって思った。なぜなのか。トムもまぁ二枚目ですけど純粋な美少年ドチャクソイケメンとしてはディカプリオのほうが顔整ってるし幼少期から好青年役やってるのに、ディカプリオ主演なら絶対クズだよね。バリーよりシェイファーのがくそいんだよ。
調べたら撮影中死亡事故あるんだな。基本全部セスナだもんな〜紅の豚というか空賊って感じですからね。まぁでもテンポがとにかくいいし、分かりやすいアニメーションとかVHSビデオっぽい加工もあってサクサクとストレスなく見れます。みててしんどい映画って途中で集中力切れて見れなくなっちゃうけどこれは最後まで楽しく見れた。ほんとはブレードランナー見たかったけど悪くない選択でした。来週はゲットアウト見よ。ITもいいなぁ。