天才スピヴェット - tinkerのブログ

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ギャガ (2016-04-28)
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アメリの監督がやっているだけあってかわいらしい。
カウボーイに憧れて田舎暮らしするお父さんと、生物学者の母ヘレナボナムカーター。またお前か。普通のお母さん役がめずらしい。アメリカンビューティー見た後だったからソーラ・バーチに似てると思った思春期のお姉ちゃんとぼくTSは天才児で科学者のおかんの血を引き物理の研究にいそしんでいる。双子の弟は純粋な子供でパパ似。牧場の仕事や自然と遊んだりすることが好きな少年だ。舞台はＴＳが磁気を使った永久機関を発明し、論文を科学誌かなにかに送ったことから始まる。受賞が決まったのでぜひきてくれと。モンタナからワシントンってすごい距離があるけどひとりで横断冒険するってお話。かわいいんだけど、賢いがゆえに小憎たらしいので、周りの大人に理解されなくてうっぷんたまってるのね。映像の色合いが明るくキレイで飛び出す絵本みたいなので展開していく。アメリのかわいい作品はそのままでした。ひとりで生きてるようで生きていない、家族の温かみや優しさを感じました。お母さんはいつも研究で忙しいけど子供のこと大事に思ってるのよ。科学の知識は豊富だけど、やっぱり子供の精神性で、お母さんぼくのことみてないんだ！って思ってるようだったけどそんなことないのよね。母になるって大変だなと思っちゃった。実は弟君は銃の暴発で死んじゃって、その場にいたＴＳはものすごく責任感じていて、ショックで、それもあって家に居づらく出たがっていた。最後はやさしい仕上がりでちょっとホッコリした。ただすごく良い名作になるかっていうとそうでもないかな。やさしい気持ち、家族になるって希望持ちたい時は見てもいいかも。ってやっぱりアラサーに必要な映画じゃねえかよ。精神治療だな。