そして父になる

いい映画だった
泣けた
まず、尾野真千子真木よう子がいる時点で最高の離婚なんだよな
福山はバリバリのエリートでタワマンに住み、息子はお受験に合格して私立の学校に通っている。
ちょっとエリートならではの、高圧的なプライドの高い男で、尾野真千子自身がもつ庶民的な朗らかさがちょっと釣り合わないwどこで出会ったんだろう?って思っちゃった。息子・ケイタは聞き分けの良い優しい子なの。
この話は子供が取り違えられてしまった話で、取り違えられたもう一つの家庭は群馬で電気屋をやる斉木家だった。きったないおっさん(リリーフランキー)とギャルっぽいお母さん(真木よう子)の家庭で、やんちゃ坊主丸出しなのが本来の福山の血を分けた子なんだけど、もう本当にそこのお家の子だし、血は繋がってるけどリョウタの方は本当にお利口さんって感じで育った環境で人は変わるというのを感じた。子供を将来的に交換するために慣らしでお泊まりとかするけど、それなりに子供も馴染むけど、いざ交換ってなると琉晴は(斉木家の子だった)家出をしてしまったり、流れ星にパパとママのもとに帰りたいとお願い事をした。福山演じる野々村さんは子供の頃家出をしたことがある。血のつながりを感じるシーンだった。
最後はハッピーエンドだけどちゃんと葛藤がわかるし、主人公なのにいけ好かないプライド高いやなやつなのがリアルでよかった。
しかし、尾野真千子演じるみどりはすごいな。田舎出身で、そんなに華やかな感じはないけど超イケメンでタワマンエリート金持ちと結婚できるなんて何したんだろうって思った。やっさしい感じは伝わったけど、劇中で野々村さん人の心がわからない人だし癒しとか重視するのかな?テク教えてほしいなって感じでした。