インサイド・ヘッド

面白かったよ
脳内ポイズンベリーもの
ポジティブシンキングは強引だから頼りになるけど疎ましいかなと思った。
あと忘れてしまうことの悲しさ。
人間は単純な感情で生きてこれたのは子供だけで複雑な感情で持って大人になっていくんだなということ。
良くも悪くも自分しだいだから幸せになれるような選択をしていこう。

3日経っても記憶に残ってる。よほど強烈に印象に残ったのですねぇ
ほかの感想ブログなどを読むとみなさん絶賛しているのですが、各々この映画を見て受け取るメッセージが違うのが面白い。
わたしがこの映画を見て教訓になったのは「もっと自分を大事にしよう」です。ちょっと利己的かな?
脳内にある自分の感情が必死に働いてライリーを動かしているんですが、すべての原動力は”ライリーを幸せにするため”に動いてるんですね。すべて。全員。
お笑いシーンとして挿入される、何度も脳内再生されちゃうガムのCM曲だってそうです。脳の記憶を整理している者たちもライリーはこれが好きなんだからって戻す。
自分が幸せにならなければ体を構成しているものたちが可愛そうだ。そう思いました。忙しなく生きていると忘れがちな自分そのもののこと。大事にしましょう。
物語は引越しをきっかけに、(+思春期の過渡期に入り)新天地にうまくなじめず感情が崩壊してイライラしたりして自分がわからなくなっちゃったライリーが一皮向けて大人になる、その過程で脳に何が起こってるかファンタジックに表現したもの。
子供のころは単純な感情だけでよかったんです。楽しい、悲しい、むかつく、怖い。印象的な出来事が大事な記憶として性格を形作っていくっていうのはなるほどと思った。そしてヨロコビとカナシミがどっかいっちゃった時に性格の島が崩壊したのはすごくショッキングでした。性格が全部無くなったらライリー自体なくなっちゃうじゃんと思ったの。
まずおふざけの島、まぁふざけるのって大人になったらやめていっちゃうよね。でもそういう活発で楽天的なのがライリーだったのになくなっちゃったらねぇ?と思ったさ。ホッケーとか友情とか家族とか大事な島がどんどんなくなっちゃってライリーどうなっちゃうんだと思った。
ブロッコリーのことピーマンっていってるのなんなのw子供特有の間違いかしら。←これは、映像でブロッコリーだったんだけど、アメリカで嫌いな野菜といえばブロッコリーらしく、でも日本だとピーマン嫌いが当たり前だから国によって差し替えられてるらしいよ!へー!だね。
ヨロコビことポジ教がカナシミに酷い事言います。あなたがいるとライリーが幸せになれない。必要ない。全否定ジャン!ひっどい。ポジ教ってひどいんだよね。皆に優しくしなさいよ。
カナシミが触ったから悲しいんじゃなくて、悲しい記憶があったから嬉しい気持ちが増幅されて良い記憶になっていくことを知ったヨロコビはカナシミと一緒に司令部に戻り、大事な仕事をしてもらいます。
悲しいことがあったから人間として一回りふた周り成長できたライリーは新たな感情ができてもう一度島が再建されます。ここうまかったなぁ。大事な記憶も複雑化して青かったり黄色かったり色が入り混じったものがセットされて人間って面白いなと思える。
ビンボンがものすごく重要な働きをするのでぜひ見てほしい。子供時代の別れも表しているしヨロコビ自体に悲しいという感情がわく非常に重要シーン
ポジティブシンキング教が横行している中、ネガティブにも市民権のある今作は元気が出る映画NO1くらいとして存在してもいいかも。
ママの脳内が面白かったwあと思春期ボーイの脳内。パパ、しょーもな!ww